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古本と新刊、それぞれの良いところ
こんにちは!じゅんです。
みなさんは、古本と新刊、それぞれにどういった印象をお持ちでしょうか?
古本:値段が安い、汚れが気になる、etc..
新刊:値段が高め、綺麗、etc..
私はこのようなイメージをもっていました。
やはり、値段と商品の状態が気になりますよね。
しかし、それ以外にも、古本・新刊には素晴らしい魅力が詰まっているのです。
今回は、そんな古本・新刊の魅力について解説し、ぜひみなさんにも古本・新刊を好きになってもらえればと思います。
それでは、どうぞ!
古本は新しい出会いを呼ぶ
既に新刊書店では流通していない本も、古本屋では簡単に手に入ります。
ある作家さんがおすすめしていた本が欲しいけど新刊書店にない。
しかし、ブックオフにはその本が中古でたくさん置いてあるなんてことはザラです。
そういう偶然の出会いを楽しめるのが古本だと思います。
また、古本はプレミアが付いているものを除いてとにかく値段が安いです。
ブックオフなら良書を1冊100円で買えます。
新刊は作家さんを応援出来る
当たりまえですが、新刊はとても綺麗です。
また現代人が共感出来るような内容で本が書かれているため、読みやすいのも良いですね。
新刊を買うことはその作家さんを応援することに繋がります。
なぜなら、その作家さんの次回作が出るかは売り上げにかかっているからです。
好きな作家さんの本は、どんどん新刊で買っていきましょう!
古本はどこで買う?
古本はさきほど紹介したブックオフが一番買いやすいと思います。
しかし、本格的に古本を求める場合は神保町が最適です。
文学に強いお店、自然科学に強いお店、趣味に強いお店など、より専門的な本が欲しいと思ったら行ってみてください。
独特の雰囲気があり、入るのに勇気がいるお店もあるかもしれませんが、そういうお店で良い本に出会えることも多々あります。
古本と新刊のう~ん・・・と思うところ
古本は汚れが気になるものもある
これは完全に私個人的な感想ですが、読書に慣れていない人が安いからといってガツガツ買うのはおすすめしません。
結局読まないで終わってしまい、逆にストレスになる可能性があるからです。
なので、以下の記事で紹介した、「一冊読んだら一冊買う」というのがおすすめです。
また、汚れが気になることもしばしばあります。
潔癖症の気質がある方は読むのが厳しい本もあるかもしれません。
しかし、そういうところを差し引いても新刊にはない不思議な魅力があるのが
古本ですので、偏見をもたずぜひチャレンジしてほしいと思います。
新刊のみを読んでいると世界が狭まる
新刊書店は、有名作家のいわゆるベストセラーばかり置かれる傾向があります。
三省堂などの大きな書店は幅広い品ぞろえですが、街の小さな新刊書店ではだいたい似通ったラインナップになっていることが多いです。
つまり、新刊ばかり読んでいると今売れている作家のものばかり読むことになるので世界が狭まります。
結局どっちが良いの?
それぞれの良さがあるのでどちらが良いとは言えません。
しかし、どちらか片方だけをとっていたら本の楽しさを半分しか味わえないかもしれません。
なので、ぜひ古本と新刊本ともに楽しんでいただくことをおすすめします。
読書をよりいっそう楽しくさせる本の紹介
・岡崎武志「読書の腕前」知恵の森文庫
私が古本に興味を持つきっかけとなった本です。
この本を読んだ後は、必ず古本が魅力的に見えることでしょう。
翌日にはブックオフや神保町に行くことになると思います。
・小飼弾「本で遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術」朝日文庫
小飼弾さんは今話題のVALUのリードエンジニアを務めた方です。
超がつくほどの読書家でありながら、専門書などのハイレベルなものだけでなく、ライトノベルなどにも目を通されています。
偏見なく幅広いジャンルの本を読む姿勢にとても尊敬の念を抱きますね。