ギター練習法

【ギター】速弾きの練習方法とお勧めギタリストの紹介

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速弾きの注意点と奏法

こんにちは!じゅんです。

ギターの速弾きというのは、いつの時代も憧れの対象ですよね。

血が滲むほどの練習量と、それにプラスして才能が必要というような印象が私にはあります。

ではどのようなことに注意して練習すれば良いでしょうか?

あまり慣れていない方は、右手のピッキングに注意すると良いと思います。

1つ例を挙げると、腕を小刻みに揺らして弾く、いわゆる”痙攣”弾きにならないことが大切です。

痙攣をすると確かに早く弾けます。

しかし、この弾き方だと普通はリズムをコントロールするのが困難です(可能な方はそれで問題ないかもしれません)。

速弾きであっても、しっかりとピッキングしている感覚があり、ドラムの少しのリズムの揺れにも対応出来るぐらいの余裕が必要です。

この時、通常のピッキングのように手首で弾く方法と、藤岡幹夫さんや大村孝佳さんのようにサークルピッキングで弾く方法があります。

どちらが良いという訳ではなく、自分の好きな方法で弾いてみるのが良いと思います。

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速弾きに適しているギターは何?

いわゆる速弾きギタリストが使用しているギターは、ストラトタイプが多いです。

ですが、一概にストラトタイプといってもたくさんの種類があります。

本家のFenderストラトキャスターから、現代的な音楽に対応したアイバニーズなどです。

トラディショナルなサウンドがほしければFender、とにかくパワーがほしければアイバニーズなどを選ぶことが多いですね。

なぜストラトが速弾きにいいのかというと、高音域が非常に弾きやすいからです。

正確に言うと、高フレットが弾きやすい。

レスポールタイプのギターはすごくパワーがあってロックに向いています。

しかし、どうしても高音フレットの弾きにくさを感じることがあるのです。

もちろん、弾けないということはないですし、レスポールを使用する速弾きギタリストもいますけどね。

しかし、速弾きは高フレットを多用しますから、けっこう致命的になることも。

ストラトタイプを愛用するギタリストは、イングウェイマルムスティーン、リッチーブラックモアから、日本では大村孝義さんなど数多くいます。

 

速弾きの練習法

速弾きについて知ったところで、さっそく練習にとりかかってみましょう。

まずは、今自分がどれくらいの速さで弾けるのかを確認します。

この速さなら確実に弾けるというBPMと、ギリギリ追いつけるBPM、絶対に追いつけないBPMを把握しておくと良いです(3つ目はデータ収集のため)。

練習方法の1つ目は、確実に弾けるというBPMにプラス5程度した速度で練習することです。

やはり大事なのは、少しずつレベルアップしていくことなので焦らないようにしましょう。

例えば、BPM70の16分音符なら確実に弾けるという際には、BPM75で練習してみるのです。

この時練習するフレーズは、クロマチックなど、極力左指の全てを使う簡単なものが良いですね

上記に加えて、まずは1弦や2弦などの細い弦で練習をすることをお勧めします。

練習方法の2つ目は、ギリギリ追いつけるBPMで練習し、速弾きの完成度を上げていく方法です

現在50点ぐらいのものを80点程度にまでアップさせるようにしましょう。

そうすると、自分の成長が感じやすく練習を続けられるきっかけになると思います。

3つ目の練習法兼、大事なことは、1つ目と2つ目の練習法を行う時に手に力を入れないことです。

ギターにおいて、力を入れる行為は百害あって一利なしです。

この3つを意識し、徐々にテンポを上げていけば、目標のテンポで速弾きが出来るようになるでしょう。

注意することとしては、早く結果が欲しいと思ってしまうことです。

はい。私のようなせっかちなタイプですね。

そういう人は努めて結果を急がないようにと、自分に言い聞かせないと速弾きを弾けるようにはなれないかもしれません。

自分で言ってて耳が痛くなりますね。

個人差があるためはっきりとした期間は分かりませんが、少なくとも二週間、出来れば1か月は頑張って練習すれば、以前より少し速いテンポで弾けるようになると思います。

Bzの松本さんも、速弾きにコツはないというようことを昔ラジオで言っていました。

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おすすめ速弾きギタリスト

私は藤岡幹大さんというギタリストの速弾きが大好きです。

藤岡さんは、主にスタジオミュージシャンとしてご活躍されていた方です。

BABYMETALやAimerさんなど、有名アーティストのサポートの仕事も行っていたようですね。

藤岡さんの特徴は、サークルピッキングと言われる、手首を使わず指の屈伸を使ったピッキングです。

この奏法はアタック感が弱く、レガートで弾いているように聞こえるところがポイントです。

藤岡さん自身、手首を使用したピッキングのアタックが強い感じが嫌だったため、このピッキングにしたとのことでした。

ギタリストとして現在ご活躍されている大村孝佳さんも、このサークルピッキングで速弾きを弾いていますね。

私は藤岡さんの速弾きのなめらかさがすごく好きで、同じような弾き方で現在練習をしています。

好きなアーティストの速弾きを研究するのは、モチベーション維持にも役立ちますので、前項の練習法と一緒にぜひ試してみてください。

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