本を読む=勉強という「思い込み」
こんにちは!じゅんです。
みなさんいかがおすごしでしょうか?
今回も、読書は苦手と悩んでいる方に向けて、少しでも改善の手助けをするための記事を書いていきたいと思います。
突然ですがみなさんは、本を読むからには何かを身につけなければならないと思っていませんか?
小さい頃に親から渡された参考書などが原因で、本を読む=勉強みたいな思い込みがあるのかもしれません。
そして何となく面白いだけでは飽き足らず、どうしても難しめの本を読みたくなり、最終的に挫折してしまう。
難しい本を読むことは悪いことではないですが、なぜ好きな本を好きなだけ読んではいけないのでしょうか?
ここで、音楽に例えてみましょう。
みなさんは好きな音楽を日ごろから聴いていると思いますが、好きじゃないアーティストを聴きますか?
いくら勉強になるかといっても無理に聴いたりしませんよね。
ではなぜ、本では片意地をはってしまうのでしょうか?
それはやはり、本を読む=勉強という思い込みからです。
読書を好きになるには、本を読む=勉強という思い込みを捨てましょう。
いろいろな作家を読まなければならないという「思い込み」
よく、いろいろな著者の本を読まなければ意味がないという意見を聞きます。
これは確かに一利ありますが、それは既に読書が好きな人の話です。
なんとなく日ごろから読書するのが辛いという人は、まずは好きな作者の好きな本だけ読んで、読書を好きになる必要があるのです。
それじゃ得るものがないよという方、本当にそうでしょうか?
また、音楽に例えてみましょう。楽器練習をするにあたって重要なのは、その曲を何回聴いたかです。
プロギタリストは、好きな曲を何万回も聴いているといいます。
つまり、読書においても、上達には好きなものを繰り返し読む必要があるのです。
逆にいろいろなもの浅く聴いていると、得られるものは音楽の場合少ないのです。
これは読書も同じです。
読書における注意点
ただ、読書において好きな作家を読み続けるときに、注意しなければならないことがあります。
それは、その作家や本を盲信しないことです。
これをすると、いずれは本に裏切られることになり、一気に本が嫌いになるかもしれません。
好きな作家の作品でも、常に自分の意見を持ちながら読むというのは大事なことです。
そうして、好きな作家の本を読んだら、ぜひその本の感想を家族や友達、またはSNSなどで発信してみましょう。
そうすることで読書欲がさらに高まるとともに、自分の意見を客観的に見れるようになり、本に呑まれないためのトレーニングにもなります。
まとめ
・身につけるための読書から、好きな本を読む読書にシフトしよう!
・広く浅くより、好きな作家の好きな本を何度も読むことで、身につくものもある!
・作家、本を盲信することは、本が嫌いになる原因となる可能性がある。
・読書で得た情報を整理してから発信し、自分の意見を客観視しよう!
読書欲を刺激するための本
私が読書を好きになった、きっかけをくれた二冊をご紹介致します。
・岡崎武志 「読書の腕前」 光文社知恵の森文庫
・小飼弾 「本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術 」 朝日文庫
「読書の腕前」については感想記事を書いているので、以下をぜひ参考にしてみてください。