こんにちは!じゅんです。
みなさんは囲碁にどのような印象をお持ちでしょうか?
難しそう、お年寄りの遊び、、etc
いろいろあるかと思いますが、囲碁は難しくないですし年齢は一切関係ありません!
現に私は勉強が死ぬほど嫌いですが、囲碁は5段(ネット碁では6段)です。
しかし、闇雲に囲碁を学んでいては上達は遅くなってしまうでしょう。
今後、このブログでは、最短で囲碁が上達出来る方法を紹介していこうと思っています。
今回は入門編の初回ということで、囲碁のルールから説明していきますね!
2000文字程度なので、ぜひ気軽に読んでいってください。
囲碁のルール
囲碁の勝ち負け
囲碁では、最初に「ニギリ」というものを行って先番と後番を決めます。
そして先番は黒石、後番は白石を持つ。
それでは始めてみましょう!
・・・・
いやいや、そもそも囲碁の勝ち負けのルールを知っていないと始められませんね。
みなさんは、囲碁がどんなルールかご存じでしょうか?
「囲碁ってオセロと似てるけど、どう違うの?」
初心者の方は、こんな風に思うかもしれません。
実は石の置き方がオセロと異なり、下図のように線と線の交点に石を置いていきます。
さらに、オセロと囲碁では”目的”が違います。
オセロは相手の石を自分の石に変えていくゲームです。
言い方を変えれば、純粋な石取ゲーム。
つまり、どれだけ相手の石取ったか(自分の色に変えたか)が全てです。
それに対して囲碁は、相手の石を取ることが勝利に繋がるわけではありません。
仮に石を一つも取らなくても勝てます。
結論を言うと、陣地が多かった方が勝ちなのです。
「陣地ってなに・・・?」と思った方、安心してください、難しくありません。
図2を見てください。
仮にここで終局(対戦の終わり)したとします。
白の囲みの中には、24個の交点が存在しますよね。
これは、「白24目」といい、最終的な白の陣地になります。
では、黒の陣地は何目でしょうか?
・・・・・シンキングタイム!
はい、32目です。
単純に黒が囲っている部分の陣地を数え上げればいいんですね。
さて、最終的な結果はというと、黒32目と白24目なので黒の勝ちになります。
おっと、忘れてました。
囲碁にはコミというものがあります。
先番の黒が有利という理由で、後番である白には最終的に6目半が与えられるのです。
今回の場合、白は24+6.5=30.5、つまり30目半。
まぁ、いずれにしても、黒は32目なので黒の1目半勝ちです。
囲碁の勝ち負けがどのように決まるかが理解できたでしょうか?
まずは、そもそも囲碁は何を争うゲームなのか知っておくことが大切です。
石の取り方
絶対条件ではないものの、相手の石を取るというのも囲碁において重要なことです。
なので、石の取り方について簡単に説明しましょう。
相手の石を取るには、自分の石で相手の石を囲う必要があります。
図3で、中央の黒石をとりたい時、白はどのような手を打てば良いでしょうか?
囲えばいいと書いたのですぐ分かるかもしれませんね。
そうです。
単純に囲ってあげればいい。
では石の数が増えたらどうでしょう。
右下の白の2目と、左上の白の3目をとってみましょう!
シンキングタイム!
・・・・・
白の打っている手は適当ですので気にしないでください(笑)
正解しましたでしょうか?
結局のところ、どんな石が増えても、囲ってあげれば取ることが出来るのですね。
石を取るメリット
最初の方で、石を取ることは勝敗には直結していないと書きました。
しかし、相手の大石を取ることが出来れば勝ちに近づくことは確かです。
以下の図を観てみてください。
まずこんな局面になることはないですが、石をとることの利点を示すという意味で紹介します。
次に白はどこに打てば真ん中の黒を取ることが出来るでしょう?
・・・・・シンキングタイム!
まぁ、なんとなく分かりますよね(笑)
さて、この真ん中の部分を見ていただきたいのですが、空白になっていますね。
これは白の陣地になっていることを表しています。
つまり、白は6目の地を獲得したことになるわけです。
では、黒6目はどこへ行ったのか。
黒はアゲハマとなり、最終的にそのアゲハマの数だけ相手(黒)の陣地を減らすことが出来ます。
つまり、白は6目の地と、6目のアゲハマで12目得した計算になるわけです。
取った石が多ければ多いほど、有利になるんですね。
ですが、囲碁には相手の石をとらない方が良い場合というのが存在します。
いろいろなパターンがあり、少し難しくなるため、今回の記事では省略させていただきます。
ここでは、なんでもかんでも石をとれば良いという訳ではないことを覚えていればOKです。
囲碁のルールまとめ
さて、なんとなく囲碁のルールが分かってきたのではないでしょうか?
・囲碁は陣地を争うゲーム
・相手の石囲めば、その石を取ることができ、アゲハマとすることが出来る。
・相手の石を取ることは重要だが、それで勝敗が決まるわけではない。
とりあえずこの3つを覚えていただければ十分です。
しかし、ではこれから対局してみましょう!と言ってみても、一体どうやって打っていけばいいのかわからないですよね。
次回は、囲碁の序盤の打ち方にスポットをあてて説明していきたいと思います。
それでは、まだ次回の記事でお会いしましょう!