こんにちは!じゅんです。
みなさんは名著という言葉にどんなイメージを抱きますか?
・歴史があって認知度が高い
・難しくてレベルが高そう
・読むとなんとなく自分がレベルアップしたような気がする
・一般常識として読んでおきたい
いろいろあるかと思いますが、私の意見は「名著は、本を読む楽しさを教えてくれるもの」です。
名著は時代の変化にも負けず生き残ってきた書物ですから、その文章は最高レベルといっていいでしょう。
小説なら、重厚なストーリー展開、登場人物の繊細な心情、情景が浮かんでくる風景描写など名著なら全て高い基準を満たしているはずです。
そして、それは本でなくてはならないものといっても過言ではないと思います。
名著は、映画化や舞台化などいろんなメディア展開がされていますが、その映画や舞台が原作の本より評価されることはまず聞いたことがありません。
どんなに映画や舞台を精巧に作ったとしても、本でなくては表現できないものを反映させることは出来ないのです。
私は、この「本でなくては表現できないもの」を知ることが、読書を楽しむ上でかかせないと思っています。
現代の本はセリフが大半を占めているような本も多く、私自身そういった本は好きですが、これならテレビや映画を見た方が面白いのではないだろうかと感じてしまうことがあります。
つまり、セリフが大半を占めているような本ばかり読んでいると、そのセリフを音声化した映像などの方に魅力を感じてしまうのです。
しかし、名著といわれるものを読んでいると、本と映像は全く別物であることが頭で理解出来るようになり、映像を見たからといって本の魅力が薄れるというようなことが減っていきます。
なので私は、名著を一日数ページだけでも読むようにしています。
なぜ数ページかというと、名著は読みやすい本とは異なっている場合も多いため、なるべく無理のないペースで読んだほうが良いからです。
無理して一気に読み切るより、時間はかかっても一文一文をかみしめて読んだ方がずっと自分のためになるでしょう。
私は基本的に現代の本の方が好きですから、その好きがゆるがないように、より本質的な名著でトレーニングするといった形ですね。
私はこのような形で読書を好きになる方法を考えましたが、みなさんも独自の読書法を考え、毎日の読書生活に彩を与えてみてくださいね。
読んでいただきありがとうございました!
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