こんにちは!じゅんです。
みなさんは声に特徴のあるアーティストというと、どのようなアーティストが思い浮かぶでしょうか?
私の場合、中島美嘉さんや凛として時雨のTKさんなどが思い浮かびます。
今回は、私の知っている中でも極めて特殊で、影のある声をお持ちのAimerさんをご紹介致します。
Aimerさんの歌声の特徴
Aimerさんの声は、どちらかといえばハスキーな声質ですが、それだけではない説得力のある歌声です。
言葉にするのは難しいですが、影を否定せず受け入れる、そんな表現を感じますね。
私の勝手な想像ですが、過去のいろいろな経験が、Aimerさんの声に大きく反映されているのかなと思います。
Aimerさんが大きく知られるようになったのはアニメの歌からだったと思うのですが、
その歌声はアニメ界を飛び出し、今やJPOPを代表するアーティストになっています。
私がAimerさんを知った経緯
私が最初にAimerさんの事を知ったのは「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」のオープニングで「Brave Shine」が流れた時です。
声が聴こえた瞬間、「あれ?」と思ったのを覚えています。
今まで聴いたことのないタイプの声質だったからです。
そして聴いていく内に、とても大きな高揚感を味わいました。
■「Brave Shine」収録CD
次に印象的だったのが、「あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~」という曲でした。
この曲はAimerさんの曲の中でも1、2を争うぐらい人気の高い楽曲で、作曲者は、中島美嘉の名曲「ORION」の作詞・作曲・編曲者でもある百田留衣さんです。
「ORION」はAimerさんもカバーされていますね。
「あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~」は、「夏雪ランデブー」というアニメのエンディング曲でした。
エンディングの映像の綺麗さも相まって、曲の魅力が存分に発揮されていたように思います。
■「あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~」収録CD
- アーティスト: Aimer
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2012/10/03
- メディア: CD
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私はAimerさんはもちろんですが、Aimerさんの曲を作曲している方も本当にすごいなぁと感じております。
そして私にとって、Aimerさんを語るときに欠かせないのが、ライブのサポートギタリストだった藤岡幹大さんです。
藤岡幹大さんはオールマイティーなジャンルに対応したスタジオミュージシャンの方ですが、Aimerさんのサポートの時は極力Aimerさんの声がひきたつような演奏をされていました。
バッキングの時は周りの楽器となじむように控えめな音作りをし、ギターソロの時も、俺が主役だぜという感じを出さず、あくまで曲の一つとして演奏されていたように思えます。
私は藤岡幹大さんのギター教則本を2冊持っていて、今でも愛読しております。
Aimerさんのお勧め楽曲
ここで、これからAimerさんを聴く方におすすめの楽曲を紹介したいと思います。
○カタオモイ(アルバムdaydream収録)
andropの内澤祟仁さんが提供した楽曲をAimerさんが歌っています。演奏は少ない音色で、Aimerさんの声がとても際立っている楽曲です。ギターのアルペジオがとても気持ちい良いです。
○I beg you
映画「Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅱ.lost butterfly」の主題歌です。この歌は、映画の内容にかなりリンクしているため、どこかAimerさんがストーリーテラーになっているような印象です。作詞・作曲者は梶浦由記さんです。
○AM02:00(アルバムSleepless Nights収録)
ギターのカッティングが気持ち良いおしゃれな楽曲です。
こちらも人気の楽曲で、この曲以降、AM03:00やAM04:00という楽曲も制作されています。
まとめ
Aimerさんの歌声は、音楽業界の方も絶賛するほどで、業界の中でも一線を画す素晴らしさです。
私の中でAimerさんの声は、これだけ個性が出ているのに嫌味がなく透明という印象で、これはAimerさんの人柄も大きく影響しているのではないかなと思います。
そして、私の想像ですが、ものすごく自分を客観視できる人なのかなと歌を聴いていて思いました。
曲を尊重し、極力自分は語り手としているような、そんな不思議さがあるからです。
Liveではアコースティック編成のものも多く、これは本当に実力と人の心を動かすものがなければ出来ないことですよね。
AimerさんのCDを聴けば、きっとLiveに行きたいと感じるでしょう。
一人でも多く、Aimerさんの音楽に触れ、音楽に酔いしれてほしいと思っています。