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レスポールをお勧めする理由は3つ!
こんにちは!ギター大好き野郎のじゅんです。
この記事を閲覧されているということは、みなさんも少なからずギターに興味をお持ちだと思います。
そんなみなさんが、エレキギターと聞いて真っ先に思い浮かぶのはどんなものでしょうか?
おそらくこんな形や、
Fender エレキギター Player Stratocaster®, Maple Fingerboard, 3-Color Sunburst(画像はAmazonリンク)
こんな形だと思います。
Gibson ギブソン 2016年モデル エレキギター Les Paul 50s Tribute 2016 (Satin Honeyburst/Dark Back)(画像はAmazonリンク)
この記事で紹介するのは、後者のレスポールタイプのギターです。
以前、以下の記事で簡単にギターの種類を紹介しました。
他の種類のギターに比べて音が太い
レスポールは、ギブソンという会社から発売されているギターです。
Led ZeppelinのJimmy Pageや、初期のEric Clapton、Randy Rhoads、Slashなど名ギタリスト達が愛用していたスタンダードなギターでもあります。
かくいう私も、レスポールタイプ(コピーモデル)のギター「GrassRoots G-KT-48」を使用しています。
GrassRoots Grassroots G-KT-48 【G-CLUB渋谷】
- ジャンル: エレキギター
- ショップ: クロサワ楽器60周年記念SHOP
- 価格: 38,880円
(画像は楽天リンク)
このギターは、以前使っていたストラトタイプのギターに比べると、出てくる音がとても太いと感じました。
音の太さは弾きやすさに直結してくる事柄なので、なかなか侮れません。
音が太いってどういうこと?と思うかもしれませんが、これを分かりやすく表現した楽曲があります。
Led ZeppelinのRock and Rollです。
かなり重厚なギターサウンドですよね。
レスポールは、ピックアップ(ギターの音を拾うマイク)がハムバッカー(マイク2つで集音)のため、音にとてもパワーがあります。
※今はストラトタイプにハムバッカーがついているものも多いですが、音の太さはボディーの形状にも大きく左右されるため、レスポール特有のパワー感は得られません
ロックやジャジーな音楽には、レスポールの甘いトーン(角がなくて丸い音)がぴったりですね。
私は最近のロックやアニメソングを頻繁に聴くのですが、こういった激しめの音楽を演奏する場合、ストラトよりパワーのあるレスポールが弾きやすいなぁという印象です。
とはいうものの、私が好きなアーティストはストラトを使用している方が多いので、結局は弾き手の問題なのかもしれませんね。
レスポールタイプはリードだけでなくギターボーカルにも適している
レスポールタイプはネックがミディアムスケールのため、私のように腕が短い方でも弾きやすいと感じました。
ストラトタイプはネックがレギュラースケールのため、ローポジション(1フレット~3フレット)あたりが遠く、演奏するのに少しだけ苦労するのです。
レスポールタイプはローポジションのコードを弾く際のストレスが少ないことが魅力の1つですね。
リードプレイのイメージが強いレスポールですが、上記の理由からギターボーカルのバッキングギターにも適しています。
レスポールタイプはサスティーンが長く弾きやすい
音が太いということに関係するのですが、レスポールタイプはとにかくサスティーン(音の伸び)が長く感じました。
サスティーンが長いと何が良いかというと、ギターソロなどのリードプレイが弾きやすかったり、コードチェンジの際の音切れが少なかったります。
そういった意味だとストラトやテレキャスターは、もっと音がタイト(短い)です。
これは別に悪いということではなく、むしろカッティングなどではタイトなギターの方が向いていたりします。
そういった意味で、カッティングを多用するアーティストはストラトタイプやテレキャスタイプを使用していることが多いです。
逆にハードなギターリフや、ギターソロを弾くアーティストはレスポールタイプを使用していることが多いんですね。
レスポールの少しう~んと思うところ
他の種類のギターに比べて重い
これはほとんどのレスポールタイプのギターに当てはまることですが、とにかく重いです。
テレキャスやストラトと比べると体感で1~3キロは重量が違うように感じます。
力に自信がない女性がもつと、立っているのがしんどく感じてしまうかもしれません。
エレキギターはライブで立って弾くものですから、30分~1時間は持っていないといけません。
なので購入する前に、立って弾いても重さに耐えられそうか確認しておくと良いと思います。
ヘッド落ちするギターがある
レスポールタイプのギターはヘッド側が重たいため、どうしてもヘッド落ちしてしまうものが多いです。
ヘッドというのは、ギターの先端、人間でいう頭にあたる部分で、弦を巻く場所です。
立ってギター弾く際に、レスポールタイプはヘッドが下に落ちてきてしまうことがあります。
どういうことかというと、レスポールタイプはヘッド側がかなり重たく設定されているため、肩にかけているストラップがずれてきて、最終的にヘッドが地面の方に傾いてしまうのです。
私が使用している「GrassRoots G-KT-48」もがっつりヘッド落ちするので慣れるまで苦労しました。
ヘッド落ちについていろいろな対策はありますが、基本は右手で常にボディを押さえて弾かなければならなたいため(ギターを体に固定する)、少し弾きにくいな感じてしまうかもしれません。
特にストラトから持ちかえると、半端じゃないほどそれを実感します。
ストラトが初心者にお勧めされるのは、初心者でも演奏しやすいという理由が大きいと思います。
しかし、右手をボディに固定するホームはデメリットばかりではなく、右手の余分な動作を少なくさせる効果もありますので、あまり悲観的になる必要はないかと思います。
まとめ
どうでしたでしょうか?
レスポールの魅力が、みなさんに少しでも伝わっていたら嬉しいです。
ストラトに比べると、プレイアビリティーに不安を感じるかもしれませんが、レスポールの音の素晴らしさを知ったらきっと離れられなくなること間違いありません。
Jimmy PageもLed Zeppelinの初期はテレキャスターを使用していましたが、その後ずっとレスポールを使用し、今ではJimmy Pageといえばレスポールと言われるほど愛用しています。
ストラトタイプと比べると少しだけ値段が高い傾向にありますが、得られる音はとても素晴らしい音なので、ぜひ楽器屋さんで試奏してみてください。