文章で何かを伝えるって、すごく難しい。
でも、だからこそ余計にロマンを感じるんですよね。
だってその文章を読んだ人は、それぞれ全く違う景色を思い浮かべるかもしれないから。
映像だと、視界と音声でお膳立てしてもらえるから、ある程度共通したものをみんなと共有できるけど、文章はそうじゃない。
人によっては、全く内容が入ってこなかったりするし、逆に感動するぐらい熱中する可能性もある。
それは、文章という情報量の少ないものの定めです。
私はめんどくさがりやだから、映像を誰かに届けるなんてことは出来ないけど、文章ならなんとかなりそうだと始めたのがこのブログ。
気づいたら、文章というものに愛着が沸いてきていました。
そして、今思えば、自分が100を超える記事を発信する立場になろうとは思いしませんでした。
どうせいつもみたいに3日坊主ですぐ辞める、そんな風に考えていたのです。
でも、実際はそうはならなかったです。
9ヶ月目にして、人生が終わるまで書き続けていきたいと本気で思いました。
今も、「本を売る楽しみ」をテーマとして記事を書いています。
何度も読み、何度も修正し、そうやっていく内に少しずつ形になっていくのがすごく楽しいです。
そういうちゃんとした記事を書くために、このような脱力した日記もやっぱり必要だし、好きです。
もちろん、無条件で楽しいわけじゃない。
書くという能動的な行為だから、どうしても気が向かなかったり、思いつかなかったりする日もある。
でも、誰とも比べず、帰ってこれる場所が私にとってこのブログなのです。
拠り所といってもいいかもしれません。
私は正直な所、うまく生きていくための頭の良さは持ち合わせていないです。
そんなだから、周りとの衝突は避けられなかったし、コミュニティに上手く収まることが出来なかった。
Twitterもやっているけれど、あまり人とうまく関われなくて、ほとんど独り言、陸の孤島のようになっています。
だけど、ブログなら無理に誰かと関わらなくてはいけないということはないし、それが原因で相手を怒らせるということもあまりない。
いつか上手く生きれる日がくることを夢見て今日もブログを書きます。
それじゃあ、またね。