こんにちは!じゅんです。
今日は本屋に行ってきました。
しばらく本屋に行けずにいたので、やっとという感じです。
地元の駅から、2駅離れたところにあるわりと大きめな本屋なのですが、講談社文芸文庫も置いてある「ちゃんとした」ところです。
特に何か欲しいものがあったわけではなかったので、まずは店内を巡回。
やっぱりまず行くのは岩波文庫や講談社文芸文庫の棚。
今でこそ、講談社文芸文庫に押され気味の岩波ですが、やはり本家本元というところもありチェックしないわけにはいきませんね。
まず目に入ったのは、吉井由吉「白暗淵」(講談社文芸文庫)。
結局、講談社文芸文庫かい!とつっこまれそうですが、好きなんです、すいません。
これ、しろわだって読むんですよ。
不思議ですよね。
まず、最初の一文からすごいんですよ、おもわず感嘆しちゃいました。
次に、向かったのがハヤカワ文庫のエリア。
ハヤカワは今までそんなに読んできてはいないのですが、気が付くと足が向いていることが多いですね。
まず、名作「夏の扉」を手に取り買おうかどうか迷いましたが、既に評価が決まっているものを読んでもなぁと思い断念。
なんか面白いタイトルがないか探していると、「闇の左手」という物々しいタイトルの本を見つけました。
著者はアーシュラ・K・ル・グイン。
裏面の紹介文を見ると、地味~に気になる単語あったので購入を決めました。
まぁ、普通にタイトル買いです。
その次に向かったのが、単行本の棚。
いつも、足は向くんですけど買わないことが多いんですよね~。
なんだか、流行りに乗っているようで買う気がしないというか。
みんなが読んでる本を読んでもしょうがなくない?というのが根底にあるんですね。
というわけで、結局素通り。
最後に向かったのが、中公文庫。
講談社文芸文庫の次に好きな文庫です。
硬派なんですよね、全般的に。
そこで、手に取ったのは、「小林秀雄 江口淳 全対話」です。
私は以前から対談集がすごく好きで集めているのですが、あの有名文芸評論家である小林秀雄の対談集とあっては手に入れないわけにはいかない。
ということで特に悩みもせず購入を決めました。
今日の収穫は、以下。
・吉井由吉「白暗淵」(講談社文芸文庫)
・アーシュラ・K・ル・グイン「闇の左手」(ハヤカワ文庫)
・「小林秀雄 江口淳 全対話」(中公文庫)
だいたい合計で3500円くらいでした。
やっぱり本はいいです。
読みすぎて体調が悪くなるなんてこともないし、他のメディアとは違い可能性の塊だから。
いまだに出会ってない物語、何千何万もあるなんて信じられないですよね。
私が本読む理由はこれです。
僕は生きている限り、本を読み続けたい。